理想の働き方を手に入れたハナコさんのストーリー

子育てをしながら理想通りの働き方になっていた理由

 

20代の頃は、仕事はただ生活費を稼ぐためのもので、自分には無理だと諦めていました。 頭の良い人が理想的な働き方をしているように思えて、自分にはそんな未来はないと、夢も希望も抱けずにいました。

こんな職業に就きたい!こんな仲間と働きたい!というビジョンもなく 「就職率100%」と謳っていた大学に入学しました。 やりたいこともない、つまらないなと思っていた時にたまたま時給の高い求人を見つけ、働き始めました。

すると、なんと働いてすぐにクレームが入ったのです! 理由は覚えていませんが、お客様に嫌な気分にさせたのは事実なんだと凹みました。

人にどう接したら信頼がされるのか気になり、大学時代に資格を取得。 その後、大学の求人でたまたま見つけた福祉業界のお仕事に応募し、働き始めました。

お客様は高齢者。

楽しそうにしている方もいたけれど、寝たきり、食事がとれない方も。 辛そうだった。最期は1人なんだな。と悲しく感じたのです。

だからこそ、仕事ではイライラせずに楽しく働く。 理想通りの働き方をしていこうと思ったのです。

 

夫婦共働きでも育児をするのは女性

当時付き合っていた彼と24歳で結婚。 25歳で出産。 新婚生活もなく、結婚してすぐに子育て生活へ。

夫は仕事の帰りは遅い。保育園の送り迎えも家事も育児も全て私。

仕事の疲れでヘトヘトな状態からご飯を作り、洗濯物、子供を寝かしつけるのも全て私一人。

それでも時短勤務で働くことが出来ていたので、何とか頑張っていました。

 

いつの間に理想通りの働き方へ

家から近い、平日の仕事。残業なしの職場に正社員で転職をしました。

心地よい気分で入社したところ、初日から怒られる。

上司が何を言っているのか分からず、時には涙することも。

ただ、この職場で働いているうちに、人との関わり方について深く考えるようになりました。
営業や教育の仕事を通して、「私ってコミュニケーションが好きなんだ」と気づいたのです。

そんなある日、妊娠中に取得した資格がふと頭に浮かび、直感的に「これを活かしたい!」と思い 2年半務めた会社を辞める決意をしました。
そして、今までを振り返った時に、事務作業、パソコンスキル、営業、コミュニケーションが仕事を転職する度に、自然と出来るようになっていることに気がつきました。

今では、新しい職場の正社員。以前パートで働いていた時間と同じくらいの時間で、今は正社員として働いています。

在宅勤務やフレックス制度を利用できるため、子育てと仕事を両立しやすくなり、以前のようにイライラすることは少なくなりました。

いつの間にか理想通りの働き方になっていたのです!

子育てが忙しいから大変だからと、自分の仕事選びは諦めないでほしいです。

どんな仕事をしたいのか?どんな働き方をしたいのか?

心の中でイメージをしながら、ワクワクして行動をしているといつの間にか理想通りの働き方が実現できるのですね^^


ペンネーム こずえ
神奈川県在住。40代。

 


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